block.fm / その場所だけが持つ空気を音に込める。Shin Sakiuraが手掛けた「いつか訪れたい」を届ける音楽とは

ブランデッドオーディオストレージ「SOUNDS GOOD®」が、プロデューサー/ギタリストとして活躍するShin Sakiura、そして岐阜県中津川にある手打ちそばの専門店「手打蕎麦 わくり」と新たにコラボ。9月29日に楽曲「WAKURI on SOUNDS GOOD」をリリースした。

同曲は手打蕎麦 わくりの店主がそばを作る際に発せられる様々な音を素材として録音し、その音源を基にShin Sakiuraが楽曲に昇華したものだ。

SOUNDS GOOD®はこれまで、企業や自治体が持つ「音の資産」と様々なアーティストとのコラボを仕掛け、独自の音資産を楽曲として後世に残すという取り組みを数多く手掛けてきたことで知られる。しかし、今回の楽曲で取り組んだのは企業の音ではなく、同ブランドにとっても初となる個人商店だ。

SOUNDS GOOD®代表・安藤紘氏は当初、クリエイティブの作り方や費用感の面で個人商店との取り組みには様々な壁があると考えていたそうだ。しかし本企画を始めるにあたり、わくり店主の熱い想いを受け、意見をすり合わせながらこの異色のコラボを実現させたという。

「コロナ禍で来店できないお客様にも“音のお土産を”」という思いから制作がスタートした「WAKURI on SOUNDS GOOD」。なんというタイミングか、楽曲リリースの前日には、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の解除が発表された。

少しずつ制限のない生活を取り戻していく中で、固有の場所が持つ“音”で作られた音楽が「その場所を訪れてみたい」という動機になり得るということには、コロナ禍に苦しむ飲食、観光、そして音楽業界にとっても今後に向けてのヒントになるアイデアが沢山あるのではないだろうか。

今回は楽曲「WAKURI on SOUNDS GOOD」の制作について、その背景や楽曲の制作方法、このコラボに込められた想い、そこで新たに生まれたブランディッドオーディオの可能性について、安藤氏とShin Sakiura、そして、手打蕎麦 わくり店主の三者に話を訊いた。

https://block.fm/news/wakurionsg_talk

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